衣替えが苦手だ
衣替えが苦手だ。
あまり掃除や片付けの類が得意ではないのだが、得意ではないだけであってやるのは好きな気がする。
ものを綺麗にするのは結構好きなのだ。部屋は汚いけれど。でもある程度汚くなったら綺麗にするし。
綺麗好きな人から見たらお前は綺麗好きじゃないと言われるけれど、掃除嫌いな人から見たら綺麗な部屋に住んでると思う。
つまり普通なのである。
とはいえ嫌いな片付けもある。
衣替えである。
兎にも角にも洋服の量が膨大なのだ。
すごく大きい衣装ケース3つと、衣装ケース1.5個分の量の服(今シーズン着る服)がクローゼットに押し込まれている。
毎シーズン結構な量を捨てているのに減らないどころか増え続ける。
特に今の時期と冬前の衣替えが嫌いで、ほら、服が厚くなるじゃないっすか、クローゼットに入らないんですよ。
全然入らない。
しかも半年後には実家を出るので服を減らさなくちゃいけなくて、でも着る服ばっかりで、着ない服もなんとなく思い入れがあったりこれ着てどこに行ったとか誰と遊んだとかそもそも買ったばかりじゃんとか思い出されて全然減らない。
でもよく見ると半袖Tシャツだけで15枚とか長袖パーカー6枚とかもう絶対、絶対いらないじゃないですかそんなの。
『A子さんの恋人』の五巻でA子ちゃんが実家の整理をした時に、
いるといえば全部いるけれどいらないといえば全部いらない
という言葉を言っていて本当にその通り過ぎてぐるぐるする
全然似合わないけどかわいい小花柄膝丈ワンピとか、似たようなサロペットとかジーンズ素材のロングスカートとかちょっと毛玉できちゃったけどお気に入りのセーターとか
とにかく服に囲まれて途方にくれている。
誰か手伝って欲しい