もちもちの猫のほつれた右手

だいたい付き合っているヒモの話 不定期更新

東京に住む覚悟ができてしまった

決意を決めてしまった。

 

 

決めてしまったのである。

内定も出る前から。

東京に住むという覚悟がなんかすんなり決まってしまった。

 

 

いつもの就職エージェントさんとは違う人とこの前お話しした。今選考が進んでいる企業の担当者の方である。

(※就職エージェントサービスは求職者は無料で求人紹介や面接対策を行ってもらえるサービスであり、マッチングがうまくいくと内定先企業からエージェントにお金が振り込まれる。いわば私は商品である)

その人は北海道出身で、意識高めの大学生だったらしい。田舎の人たちの情報感度の低さや優秀な人達がなんの考えもなく銀行とかに進んでしまうのを将来的に変えてみたいと思って就活をしたらしい。

 

わかりすぎるくらいわかってしまった。

地元で一番いい高校にいって地元の国公立大学に入って銀行員や公務員になることが正解のルートだとみんなが思っている。枕詞に地元の、と全部つけた選択肢しかみんな用意しないのだ。

他にも選択肢があるのに見えない。

 

これがすごく嫌だった。

なんとなく地元の一番いい、を選んでなんとなく就職先を決めてなんとなく結婚してなんとなく子供を産むのが幸せだときっとみんな思ってるけど、私は違うと思ってた。

違うものになれると思ってたし、今もなれるんじゃないかと思ってる。

 

でも決めるのに不安はあるよ。やっぱり恋人と離れたくないし。この人がいない生活耐えられんのかなってすごい思うし。

 

上記のエージェントさんは地元に彼氏がいて、今も遠距離で続いているらしい。彼氏さんは今は名古屋に転勤になったらしくて喜んでいた。前より近くなったんだよねって。

 

バカだよなあ私、重ねてるんだ。

それで決めちゃおうとしてるのちょろくない?

とは思うけど。

 

でも案外えいやっ!で決めるもんなのかなって。広告会社に内定決めてエージェントさんにいままでお世話になりました!お前らの商品になれなくてマジごめんって思ってる!じゃあな!ってしたかったな。

 

人の1人や2人くらい養える女になって彼を迎えに行こうと思うの。

そのためなら私頑張るよ。

一人で頑張ってみるよ。